こんにちは、ペン字講師じゅなです!
「横画は、少し右上がりに書きましょう」
ペン字を練習していると、
一度は聞いたことが
あるのではないでしょうか?
でも、
「どうして右上がりにするの?」
「どのくらい傾ければいいの?」
と疑問に思う方も多いと思います。
横画の角度を少し変えるだけで、
文字がキュッと引き締まり、
大人っぽい字に近づきます。

一方で、理由を知らないまま、
「右上がりにすれば綺麗になる!」
と思って角度をつけすぎると、
文字全体が傾き、
せっかく丁寧に書いても、
癖の強い字に見えてしまうことがあります。

横画が上手く書けない最大の原因は、
右上がりにする理由を知らないまま、
角度だけを真似していることです。
私も書道を10年間続ける中で、
ただお手本の形を覚えるよりも、
「なぜ、この形になるのか」
を理解したときの方が、
ほかの文字にも応用しやすいと
感じてきました。
今回は、
横画を右上がりにすると
文字の印象がどう変わるのかを、
分かりやすく解説します。

横線を右上がりにする最大の理由
横画を少し右上がりにする
最大の理由は、
文字に引き締まった印象を
つくるためです。
たとえば「三」の横画を、
すべて水平に書いてみてください。
形は間違っていませんが、
少し平らで、
横に広がったように
見えませんか?
次に、3本の横画を
ほんの少し右上がりにしてみましょう。
左から右へ向かう流れが生まれ、
文字全体が
引き締まって見えます。
形を大きく変えなくても、
横画の向きを
少し意識するだけで、
文字の印象を変えられます。

字を綺麗にしようとすると、
線の長さや文字の形ばかりに
注目しがちです。
しかし、横画の「向き」も、
文字の印象を決める
大切なポイントなんです。
また、「青」「書」「重」など、
横画が多い漢字にも
右上がりは使うことができます。
横画の見方を一つ覚えれば、
一文字ずつ形を暗記しなくても、
たくさんの漢字に応用できます。

忙しくて練習時間を
たくさん取れない方も、
まずは横画だけに
注目してみてください。
見るポイントを
一つに絞ることで、
短い時間でも、
自分の字を直しやすくなります。
右上がりにしすぎると逆効果
ここまで読むと、
「横画は、
しっかり右上がりにすればいいんだ!」
と思うかもしれません。
しかし、大切なのは
強く傾けることではなく、
ほんの少し角度をつけることです。
右上がりを意識しすぎると、
文字全体が斜めに見え、
落ち着きのない字になってしまいます。

角度を正確に測る必要はありません。
「右上がりだとすぐ分かる角度」
ではなく、
よく見ると少し上がっているくらいで
大丈夫です。

また、すべての横画を
同じ角度にする必要もありません。
「三」の最後の長い横画など、
文字を下から支える線は、
ほかの横画より
角度を抑えることもあります。
「横画は全部同じように傾ける」
と覚えるのではなく、
文字全体を見ながら
調整することが大切です。
まずは「三」で書き比べてみましょう
ここまで読んだら、
実際に「三」を2つ書いてみましょう。
1つ目は、3本の横画を水平に。
2つ目は、ほんの少し右上がりに。
書けたら、次の3つを
見比べてみてください。
・どちらが引き締まって見えるか
・文字全体が傾いていないか
自分の目で違いを確認すると、
ほかの漢字を書くときにも、
ちょうどよい角度を
見つけやすくなります。

正解の形を覚えることよりも、
「角度によって、
文字の印象がどう変わるのか」
を自分で感じることが大切です。
ここまで読んだらアウトプット✍️
「三」を書き比べることが
できたら、
「右上がりにすると、どんな違いを感じたのか」
あなたが気づいたことを教えてください👇

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
じゅな


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