「お手本を見ながら書いているのに、
なぜか同じように書けない…」
こんなお悩みはありませんか?
何度もお手本と見比べて、
丁寧に書いてるつもりなのに、
書き終わってみると、
いつもの自分の字。

そんなとき、
自分には無理だと感じて、
きれいな字を書くのを諦めそうに
なっていませんか?
ちょっと諦めるのを
待ってください!
問題は、あなたの字のセンスではなく、
お手本の見方かもしれません。

このお手本の見方を知って、
実践するだけで、
あなたは
今までより格段に
上達スピードが上がるでしょう。
そして、お手本なしでも
「こう書いたらきれいに書ける」
といった理論や感覚が、
知らず知らずのうちに身に付き、
仕事で渡すちょっとしたメモも、
人前で書く名前や住所も、
「見られたくない」と隠すのではなく、
自信を持って差し出せる。
書き終えた字を見て、
「これ、本当に私が書いたの?」
と思わず見返したくなる。

逆に、
どこを見るのか分からないまま、
ただお手本を眺めて書き続けると、
同じ違いを見落としたまま、
何度も練習を繰り返してしまいます。
せっかく忙しい毎日の中で
時間をつくって頑張っても、
「今日も上手く書けなかった」
と、がっかりして終わってしまう。

それが続けば、最悪
本当は変えたいはずの自分の字を、
「私には無理」
と諦めてしまうかもしれません。
この先も、名前を書くたびに、
自分の字を見ないふりをして、
人にメモを渡すたびに、
「字が汚くてすみません」
と一言添えてしまう。
そして、字のせいで
仕事や、結婚、育児など
あらゆる場面で
「自分なんて…」
という自己否定が癖になり、
自分の可能性を狭めてしまう…。
なんてことも考えられます。

だから、
このお手本の見方は
字を本気できれいに書きたいと
思っている方には
絶対に受け取っていただきたいです。
私は、小学2年生から高校2年生まで、
10年間書道教室に通っていました。
そこで私も
先生のお手本を正しく見て
練習をひたすら続けました。
そして今、
字を書くと、初対面でも
「字が綺麗な子」と
覚えてもらえるほど、
字が上達しました。
その経験をもとに、今回は
お手本の
「どこをどうみるのか」を
3つに絞ってお伝えします。

①線の長さを比べる
お手本を見るとき、
文字全体の形だけを
ぼんやり眺めていませんか?
まず注目してほしいのは、
線の長さの違いです。
たとえば「三」。
横線が3本あることは分かっていても、
「どの線が一番長い?」
「一番短い線はどれ?」
と聞かれると、
意外と見落としていることがあります。
お手本の3本の横線を、
長い順に確認してみてください。
そのあと、自分の「三」も
同じ順番になっているか比べます。
「なんとなく違う」が、
「この線が長すぎたんだ!」に変われば、
次に直す場所がはっきりします。

②線ではなく「白い空間」見る
字をきれいに書こうとすると、
黒い線ばかりに
目がいきがちです。
でも、お手本で見てほしいのは、
線と線の間にある、白い空間。
たとえば「目」なら、
横線の間にできる
3つの空間を見てください。
自分の字は、
上だけ詰まっていませんか?
下だけ広くなっていませんか?
線を1本ずつ追いかけるだけでは
気づかなかった違いも、
白い空間に目を向けると、
見つけやすくなります。
線だけでなく余白まで見られると、
「どこを広げるか」
「どこを狭くするか」まで分かり、
自分の字を具体的に直せます。

③書き始めと書き終わりを見る
長さも余白も見たのに、
まだお手本と違う…。
そんなときは、
線がどこから始まり、
どこで終わっているか
を確認してみましょう。
たとえば「十」なら、
縦線は、横線の
どの位置を通っていますか?
横線より上と下では、
縦線はどちらが長いですか?
「横線を書いて、縦線を書く」
だけではなく、
線どうしの位置関係まで
見てほしいのです。
お手本と自分の字を並べて、
「縦線の位置が右に寄っていた」
「下に伸びる部分が短かった」
と、違いを言葉にしてみましょう。

今すぐ1字書いてみましょう
まずは、手元のお手本から
漢字を1文字選んでください。
そして、いつもどおり
1回書いてみましょう。
書けたら、今日の3つのうち
1つだけを見比べます。
・線の長さ
・白い空間
・書き始めと書き終わりの位置
違いが見つかったら、
「この線を少し短くする」
など、直すところを1つ決めて、
もう一度書いてみてください。
全部を一度に直す必要はありません。
大切なのは、
「見たつもり」で終わらず、
見つけた違いを次の1文字に反映すること。

読み終わってから、
「なるほど」で閉じてしまうと、
次に練習するときも
同じ見方に戻ってしまうかもしれません。
だからこそ、
内容を覚えている今、
1文字だけ書いて、
違いを確かめてみましょう。

「どこがおかしいか分からない」から、
「ここを直せばいいんだ!」へ。
自分で字を整えられるようになれば、
練習はもっと面白くなります。
お手本は、ただ眺めるものではなく、
きれいに書くヒントを
自分から見つけにいくものです。
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